就活の取説

外資系コンサル、外資系金融、総合商社などから内定を勝ち取った2011年卒の関西の学生数名が立ち上げたブログ。外資系企業・日系大手などの最新選考情報を発信していきます。就活における東京の学生との情報格差の是正に少しでも貢献できれば幸いです。

【オススメ本】 コンサル対策
【コンサル】 DI  NRI
【外銀】 GS
【ベンチャー】 イトクロ
【人材・メディア】 リクルート
【商社】 三菱商事
【金融】 大和証券SMBC
【メーカー】 パナソニック電工


【企業別選考情報】野村総合研究所

●企業名・企業概要
野村総合研究所(NRI)

日系のコンサルでは最大手。会社自体はシンクタンクで従業員の9割はSEですが、残りの1割が経営コンサルタントです。インターンには外コン志望者が殺到するので倍率と難易度は相当高いです。NRIはかなりはぶりがよく、選考時から大目の交通費と日当をもらえます。

●選考の流れ
ES→筆記試験・個人面接→GD・GI(グループ面接)

エントリーシートの内容、分量。
・あなたが将来実現したいと考えていることについて教えてください。(300字)
・現在の研究テーマ、ゼミや授業で学んでいる事について、わかりやすく説明してください。(1000字)
・学生時代に力を入れたことについて教えてください。(1000字)
・あなたという人間を、最大300字で表現してください。(300字)
周りの友人を見てみるとESで結構落とされるみたいです。また、この時期としてはかなりボリュームのある量ですが、めげずに書きましょう。この時期にこれだれしっかりとしたESを書いておくと秋以降のESラッシュのときにかなり役立ちます。

●筆記試験の内容、難易度。
 テストセンターでのSPIです。これまたイイスコアを出せば一年間他社でも使いまわせます。NRIはテストセンターの足きりラインが高いので、これに通過していれば大抵の企業には安心して結果を使い回せます。

●一次選考の形式、聞かれた内容。
学生1対面接官1で20分程度。質問は研究内容、ESの内容について深堀、ESに書いたことのプレゼン、最後にNRIへの質問でした。にこやかな感じですが、深堀はするどいので雰囲気に流されず、あくまでロジカルな受け答えを心掛けましょう。特にコンサルの面接は結論から述べる・話しすぎない・それでいて難しい内容(研究内容とか)を誰にでも分かるように伝えることが求められます。結果は次の日に電話できました。

●二次選考の形式、聞かれた内容。
まず6人で40分のGD。その後すぐに学生3人対社員さん3人のGIが1時間あります。
・GD
資料読み取り型でテーマは「ビール会社の新製品投入」でした。資料をしっかり読んで議論に乗り遅れないようにしましょう。資料読み取りはそこまで発想力などは求められないので、慣れることが大事です。
・GI
まず各自3分程度で自己紹介をしたあと、「最近気になる企業」「最近気になる世の中の動き」についてひとりずつきかれます。全員答えた後でその中から2つ取り上げて各お題について社員さんが学生を指名する形式でディスカッションをします。ここで気をつけなければいけないのは他の学生の意見をどう思うか?と聞かれるので自分が答えていないときも気を抜かないようにしましょう。自分の出したテーマが取り上げられるように、学生らしいけどキャッチーなテーマを上げましょう。最後に質問タイムです。結果は次の日に電話できました。

●気をつけるポイントやアドバイス。
インターンの段階では基本的に他のコンサルと一緒です。ロジカルさをかなり求められます。本採用のときはかなり志望度を問われますが、インターンでは志望度に関してはあまり聞かれません。

●選考への影響・インターン後のその会社との関係。
私は本採用時の初期段階が免除されましたが、同じインターン生でもされてない人もいましたので、インターンの評価で大分変わるようです。秋にはセミナーと称した部長面接もあり、その評価も関係していると思われます。社員さんは親しみやすい方が多く、OB訪問等を積極的に受け入れて下さいました 。